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ケイさん、またね!&いよいよ演奏会本番間近です


昨年8月から半年間のスケジュールで上越市内の高校へ留学し、妙高高原のご家庭にホームステイされていたウォン ケイ ロウさん。若きコントラバス奏者です!

 

故郷マレーシアではユースオーケストラに所属していた(している)とのことで、「日本でオーケストラができると思っていなかったけど、調べてみたらWebサイトを見つけたので」と、半年間、当団・上越交響楽団のメンバーとして一緒に練習・演奏会に参加してくれました。

 

長いようで短く、短いようで長い半年間。本番は昨年9月の第85回定期演奏会と、12月のオーレンXmasフェスティバルに参加し、この記事トップの写真は12月の本番終了後の様子。センターが彼女で、周りは同じコントラバスパートの皆さん(この日の出演メンバー)です。

 

様々な年代の入り混じる日本人だらけのオーケストラは、きっと色々な意味でケイさんにとって「異文化体験」だったことでしょう。私たちにとっても高校生メンバーは久しぶりで、やはり若い人の成長力はすごい!と感心させられるような、のびのびと力強い演奏にいつも嬉しく頼もしい気持ちでいっぱいでした。

 

もともと帰国が3/11と決まっていた留学ですので来週3/26の第86回定期演奏会は残念ながら不参加ですが、12月の演奏会後も、帰国直前の練習日まで参加してくれたその熱心さは我々大人メンバーも見習いたいものです。

 

半年間の上越への留学が、彼女の人生の宝となりますように。そして上オケの仲間たちとの活動を良い思い出としてもらえたら嬉しいです。欲を言えば、いつかまた日本に来る日があれば、ぜひ遊びに来てくれたらさらに嬉しい!😁 ケイさん、またね! 半年間ありがとうございました!👋

 

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実は上オケは、外国人メンバーは彼女がまるっきり初めてというわけではありません。過去には海外への演奏旅行の経験もあったり、50年のオケの歴史のなかには意外と(?)国際色があります。

 

50年の間、卒業・進学とともに地元を離れた退団者もいれば、数年後「帰ってきました」という入団もあったり、大人も転勤や異動で入退団や休団・復団など、メンバーはゆるやかに流動的な「市民オーケストラ」です。昨年創立50周年を迎え、51年目の1年を過ごし、今はもう52年目の活動に突入しました。

 

そんなこんなで……

来週の今日は第86回 定期演奏会!

 

会場・時刻・曲目・チケット等の情報はこちらをご確認ください。当日券もございます!

 

前半プログラムは12月のXmasフェスティバルでも一部をお聴きいただきましたが、昨日の練習では、あの時よりもグッとレベルアップできている実感がありました✨ ぜひ、お楽しみいただければと思います。よろしくお願いいたします🎶